日本歯周病学会@香川

先週末は金曜日の午後からお休みを頂き、日本歯周病学会に参加してきました。
香川での開催だったのですが、学生の頃訪れて以来の香川でした🚅
久しぶりの現地参加でしたが、色々な先生方にお会いすることができ多くの情報を頂きました😊
やはり、オンラインではない良さがありますね✨
勉強した知見を、また明日からの臨床に活かしていきたいと思います!
新しい知識と技術で「安心の歯科治療」をご提供いたします。
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カルカック先生が提示された、インプラント周囲炎の外科的治療における再生療法の併用について言及されている6つのRCT(ランダム化比較研究)について読んでいます📖
今回は3本目。前回に続いて、クリスチャンスタッド大学グループのDr.Stefan Renvertの論文です。ここまで3本ともスウェーデンの論文ですね🇸🇪
この論文は、インプラント周囲炎の治療における骨補填剤を使用した場合としなかった場合とで、レントゲンにおける骨レベル(1年後)を評価したランダム化臨床研究です。
BL(骨レベル)の変化に関しては、骨補填剤の使用との相関性が見られました。ただし、BLの評価については骨補填材を用いた結果なので、要注意です☝️
インプラント周囲炎の治療結果の評価において、主要評価項目であろうと思われる「PPDの変化」や「BOP」に関しては、PPDの変化に関しては骨補填材を使用した場合、有意に減少していたものの、BOPに関しては有意差がなかったとのことでした🤔
1本目2本目は、インプラント周囲炎における外科療法において、再生療法は「PPDの変化」と「BOP」の点において有意差はないということでした。しかしながら、この3本目の論文ではPPDの変化という点においては、有意に改善していた様です。
3本の論文を通して、インプラント周囲炎における外科療法において、再生療法の有無は「BOP」の減少という点においては有意差がないと言えると思います。
カルカック先生のスライドには、『PPDについても有意差がなかった』と書いてあったのですが、どういうことなんでしょう。。音源を聴き直して、更なる復習をしたいと思います💦
次は、4本目の論文にいこうと思います😊
先日のカルカック先生の講演会で、インプラント周囲炎における再生療法について言及されている6つのRCT(ランダム化比較試験)について教えていただきました😊
その内容を、原本の論文を読みながら復習していきたいと思います。
まず、1本目はDr.Isehedの論文。スウェーデンのレンバート先生のグループの研究です🇸🇪
この論文では、主要評価項目であるBL(骨レベル)の変化に関してはエムドゲイン(再生療法薬剤)の使用は相関性が見られましたが、BOPやPPDの変化については相関性が認められませんでした。
BLの評価については、骨補填剤の使用状況について触れられていなかったので、議論の余地がある気がします🤔
インプラント周囲炎の治療結果の評価において、主要評価項目であろうと思われる「PPDの変化」と「BOP」に関しては、エムドゲインの使用の有無では『有意差はなかった』ということも分かりました☝️
スウェーデンのイエテボリ大学の研修以来、このように講演会の復習をしながら知見を掘り進めていくことは続けてきました。
その過程で色々なことが勉強できるので、興味深くて大切な作業です✏️
さて、次の論文を読み進めていきたいと思います!
皆さん、こんにちは!
週末は、福岡豊歯会40周年記念発表会でした。
福岡豊歯会は、実に臨床医4年目の頃から14年間お世話になっているスタディグループです。
なので、今回の発表会には思い入れも一入でした。
私は歯周病の症例についてプレゼンテーションさせて頂きました🦷
とても多くのオーディエンスが集まってくださったので、いい緊張感の中発表をすることができたと思います。
本当に多くの学びがあった発表会でした。
お世話になった皆さまに心から感謝申し上げます🤲
1年間準備をしてきたので少しホッとしているところですが、10月には横浜での大きな発表が待ち構えております。
せっかく与えていただいた機会なので、またそちらに向かって全力投球で臨みたいと思います😆
皆さん、こんにちは!
桜も咲いてきて、いよいよ春ですね〜🌸
いつになっても、この季節はワクワクしてしまうものですね😆
「新しい季節なので、心機一転!」という訳ではありませんが、診療室に素敵な絵を飾らせていただきました✨
作家は、福岡のアーティスト『銀ソーダ』さん。
箱崎を拠点に活動されている若くてパワフルなアーティストです🎨
https://www.instagram.com/gin_soda_46/
https://www.facebook.com/ginsoda46/?locale=ja_JP
https://www.youtube.com/channel/UCx194XgLU8LOk1uDTdYL7pg
今回、作品の製作を依頼して描いていただきました😊
写真ではお伝えできないのですが、とってもパワフルで美しい作品です!
診療室の雰囲気も一気に変わって、絵の持つパワーに感激しております。
来院の際に、是非ご覧ください。
多くの方に見て頂けると嬉しいです✨
皆さまの次回の来院を、心よりお待ちしております♪
皆さん、こんにちは!
今回の論文は、1991年にパパパノー先生が書かれた論文です。岡本浩先生のセミナーで教えていただいた論文を再度読み直してみました😊
歯周治療に介入しない場合、水平性骨吸収を起こしている歯牙と比べて、垂直性骨欠損がある歯牙においては、更なる骨喪失や歯牙喪失を引き起こす可能性が高いと結論付けていました。
垂直性骨欠損の程度が強いと、その傾向はより強くなります。
これらのことを鑑みると、垂直性骨欠損はそういった悪い徴候として捉えることができる。という内容でした☝️
臨床の現場でも、やはり垂直性骨欠損の部位は悪くなっていく傾向が見られます。
パパパノー先生がイエテボリ大学にいらっしゃるときに、ボルボの工場の社員を対象に行った研究だったと記憶しています。
とても勉強になりました~✨
皆さま、おはようございます!
来る4月22日〜23日に、私の所属している「福岡豊歯会」というスタディーグループの40周年記念の発表会が開催されます。
私も演者として登壇いたしますので、週末に演者の先生方と旅館にて予演会をいたしました。
会場となった旅館は、今ニュースで報道されている「大丸別荘」でした。以前から予約をしていたのですが、このような事態になるとは思ってもみませんでした。この前日に家宅捜索も入っていたので、正直不安もありましたが、スタッフの皆さまの支えもあり、夜遅くまで充実した予演会を開催することができました。
話題となっているお風呂も大変風情があり、予演会で疲れた身体をゆっくり休めることができました。
帰宅後、前社長の悲しいニュースを聞きました。報道のあり方や、それに対する社会の反応というものは人の命にまで影響するのだと、改めて感じさせられました。
「罪を憎んで人を憎まず」という言葉があります。もちろん、犯してしまった罪は消し去ることはできませんが、悔い改めることができる可能性があると信じます。
今はただ、ご冥福をお祈りするばかりです。
そんな大変な状況の中、予演会を献身的にお支えくださった大丸別荘の皆さまに、心から感謝しております。
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TEL:092-606-8148
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