恩師を偲ぶ
来年発刊が決まっている書籍の校正をしていました。
この書籍は、敬愛する下川先生が主催する経基臨塾の書籍です。
そこに症例を寄稿させて頂けることは、門下生としてこの上なく幸せなことです。
経基臨塾には長い歴史があり、数多くの門下生が名を連ねています。
私は、その中ではかなり若い方で下川先生と過ごせた時間も5〜6年ほどしかありません。
しかしながら、その厳しくも暖かい指導を仰いだ日々。そして下川先生と過ごした時間は、私にとって忘れることのできない貴重な宝物です。
この書籍が、下川先生が最後に監修された書籍であること。
著名な門下生の先輩方が執筆されている書籍に寄稿させていただけること。
そんな緊張感を感じながら、校正を終えました。
「今もあの時と同じ緊張感を持って臨床をできているだろうか・・・。」
いま一度、自分の臨床を見直していこうと思いました。
下川先生を偲んだ、大切な時間になりました。
前を向きながら、臨床家としての道を進んでいきたいと思います。
2020年11月29日 11:49